内容説明
リスク管理の数字にだまされるな。本質を見よ。計算された数字の裏にある本質を見抜くことこそが今求められている。デリバティブ取引に起因する、信用リスク管理に関する実務的な疑問に答える解説書。管理部門必携。待望の新版、ついに発売。
目次
第1章 デリバティブ取引に係る信用リスクの基本的考え方と計算方法(信用リスクの発生原理と特徴;信頼区間に関する基礎知識 ほか)
第2章 商品別信用リスク(通貨スワップと金利スワップ;オプション取引 ほか)
第3章 ポートフォリオ単位での信用リスクの把握(ポートフォリオレベルで信用リスクを管理することの意味;タイプの異なる取引の組合せ ほか)
第4章 クレジットラインの設定と管理(クレジットラインの設定;ISDA Master Agreement ほか)
著者等紹介
土屋剛俊[ツチヤタケトシ]
1985年一橋大学経済学部卒。石川島播磨重工(株)入社、航空宇宙事業本部勤務。87年野村證券(株)入社、野村バンクインターナショナル(英国ロンドン)、業務審査部(現リスクマネジメント部)を経て、野村インターナショナル(香港)にてアジア・パシフィックの非日系リスク管理部門を統括。97年チェース・マンハッタン銀行入社、東京支店審査部長。同行のアジア・パシフィック部門におけるデリバティブ取引信用リスク数量化・管理業務の責任者を兼任。2000年よりチェース証券会社調査部長。また、99年から01年まで、明治大学非常勤講師を兼任。01年より野村證券金融市場本部チーフクレジットアナリスト。05年より野村キャピタルインベストメント審査部長。07年6月より現職。CFA協会認定証券アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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