内容説明
外資系証券会社のエコノミストとして著者が長年培った、景気データ解読のノウハウを公開。本書は変革期を迎えた日本経済を分析するための必須ツールといえよう。
目次
1 データ分析の考え方(経済指標の利用~ビッグ・ピクチャーを捉える;経済情勢を捉える?;重要指標20の選択基準 ほか)
2 代表的な経済指標の一覧表(月次の指標;四半期の指標)
3 個別指標20の解説(消費;労働市場;物価・マネー ほか)
4 付録(各目値vs.実質値;統計に関する多少の技術的なベーシックについて;相関と回帰分析)
著者等紹介
榊原可人[サカキバラヨシト]
1964年愛知県生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部卒。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の国際関係論・環太平洋地域研究大学院(IRPS)で経済政策分析を専攻し、修士を取得。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(当時)、ゴールドマン・サックス証券、メリルリンチ日本証券で合計約9年半、経済・市場調査を担当。2001年3月には日経金融新聞の人気エコノミスト調査でランキング入り。2001年8月に学芸大学小塩隆士助教授と、日本経済新聞の基礎コースで「景気指標を読む」を共同執筆。2002年1月より、J.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インクでエコノミストを勤める
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