内容説明
バブル崩壊は、信用リスク管理の重要性を浮き彫りにした。株、債券、外国為替等の相場変動リスクを回避する手段として誕生したデリバティブは、今、信用(倒産)リスクを回避するデリバティブへと発展を始めた。本書は、この、いわゆるクレジットデリバティブについての本邦初の体系的テキストである。
目次
第1章 金融における信用
第2章 信用リスク市場とメカニズム
第3章 クレジットデリバティブの実際
第4章 クレジットデリバティブによる信用リスクの排除
第5章 クレジットデリバティブの価格付け
第6章 証券化・債権流動化とクレジットデリバティブ