目次
1 「日本人として戦った」人びと(ひとつの「国家」が誕生した感動のドラマ;原住民元日本兵から見えてくる「日本」;報われない生還者;「靖国神社」 ほか)
2 多民族「国家」台湾(台湾領有と植民地支配;軍事郵便貯金と軍票;台湾少年工も;原住民の「軍」―高砂義勇隊 ほか)
質疑応答 岐路に立つ現代の台湾―原住民のスタンス
最後に―日本人の台湾問題への関わり方をめぐって
著者等紹介
柳本通彦[ヤナギモトミチヒコ]
1953年京都市生まれ。高等学校講師などを経てノンフィクション作家になる。87年から台湾に渡り、地道な取材を通じて台湾史の発掘作業を続ける。現在、アジアプレスインターナショナル台北代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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