かわさき市民アカデミー講座ブックレット<br> 子どもの本とは何か

  • ポイントキャンペーン

かわさき市民アカデミー講座ブックレット
子どもの本とは何か

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 71p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784916092588
  • NDC分類 909.04
  • Cコード C0336

目次

1 子どもの本とは何か(どのような日本語を話すのか―「ゲド戦記」の翻訳から;翻訳とは「音痴が歌を歌うようなもの」;学生たちと「ことば離れ」;子どもの本とは何か―『ピーター・パン』と『くまのプーさん』 ほか)
2 翻訳のおもしろさ・むずかしさ―「ゲド戦記」を軸に 清水真砂子氏へのインタビュー(おもしろい大人がいない;通過型の本・同伴型の本;訳語を選ぶことのむずかしさ;家族の呼びかたが規定するもの ほか)

著者等紹介

清水真砂子[シミズマサコ]
1941年北朝鮮に生まれる。静岡大学卒業後、県立高校教諭を経て、1976年より青山学院女子短大児童教育学科専任教員、現在にいたる。専門は児童文学(評論、翻訳)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フム

5
このところ児童文学に関心があって、ついつい児童文学論のコーナーに目が行ってしまう。このブックレットは、ゲド戦記の翻訳者清水眞砂子さんが2002年に川崎で行った市民講座の記録とその後のインタビュー。清水さんはちょうどゲド戦記五巻の翻訳にご苦労されているところで、その難しさが生で伝わって面白かった。ゲド戦記は3巻までしか読んだことがない。5巻で王になったレバンネンが極めて民主的で人と同じところに立って政事を行おうとする。そんな王にどんな日本語を喋らせるかで悩んだというエピソードに興味を持ったので読んでみたい。2017/08/18

すまこ

1
再生芸術!2012/03/07

あい

0
この本によると子どもの本は生きることを肯定していなければならないそうなのだが、そうなのだろうか?子どもは作者の意図など読みとらずに楽しみだけで本を読むと思う。子どもの頃の読み方なんて大抵バイアスがかかっていて結末さえ思い出の中では本と変わっている。(と筆者も言っている)だから生きることを肯定していなくても子どもとしては平気だと思う。というのがまだ子どもに近いわたしの意見です。生きることを肯定していない本は、分類としては子どもの本にはならないかもしれないけれど、子どもだって読んでもいいだろう。2014/05/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/216031
  • ご注意事項

最近チェックした商品