内容説明
本書では、一人ひとりの生活の中に日本国憲法がどう生きてきたか、また私たちが憲法というものとどう実際に関わってきたかを、日本国憲法の成立以前から今日までの歴史の中で問い直す。
目次
1 一九二九年―世界は開かれていなかった(戦争抛棄に関する条約;いかなる名目の戦争もしない;各自ノ人民ノ名ニ於テ;憲法第九条の第一項と第二項 ほか)
2 一九四五年―日本国憲法は、ぼくたちなりに育ててきた(一九四五年八月一五日のこと;ポツダム宣言受諾の過程で;日本国憲法って何だろう;明治憲法と日本国憲法 ほか)
著者等紹介
奥平康弘[オクダイラヤスヒロ]
憲法学者。1929年、函館市に生まれる。1953年東京大学法学部卒業。東京大学社会科学研究所教授、同所長、国際基督教大学教授を経て、現在神奈川大学特任教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。