内容説明
マクロ経済学の分野における現在もっとも標準的で定評のある入門書。やさしい文章と多くの図・表を用いてマクロ経済学の基礎をわかりやすく説明。現実のデータを利用しながら現実のマクロ経済の動き、経済政策および国際経済における問題点にまで言及しており、単なる概説にとどまらず、現実経済への興味に充分に応えうる内容をもっている。日本のデータを随所に取り入れてあり、アメリカのデータと対比することによって、日・米両国のマクロ経済の類似点・相違点が明らかに浮かび上がっている。
目次
貨幣供給―中央銀行と金融政策
経済の安定化政策―可能性と問題点
総供給―賃金、物価および雇用
インフレーションと失業―基本モデル
インフレーションと失業のトレードオフ
財政赤字と国債
貨幣、財政赤字およびインフレーション
マクロ経済学―現実のマクロ経済と理論の相互作用
経済成長と生産性
貨幣、物価および為替レート