内容説明
英語圏・非英語圏を問わず、異文化の人々と誤解や摩擦なくコミュニケーションを図るための知識や姿勢、そしてツールとしての英語力とは?異文化交流の第一線から贈られる、真の国際コミュニケーションのためのガイドブック。
目次
1 日本と諸外国との関係を中心として(似ているから摩擦が起きる―日本と南北朝鮮の場合;日中関係は歴史問題をこえられるのか;日本人とタイ人のコミュニケーション―バンコクにおける意識調査を中心に ほか)
2 さまざまな分野における異文化間の諸問題(マスコミの視点から考える異文化理解―マスメディアがつくる外国イメージと日本イメージ;雇用関係の各国比較―異文化のなかに見る普遍性;異文化コミュニケーションの課題としての難民支援)
3 国際コミュニケーションの実践に向けて(日本人に必要な異文化間コミュニケーションのための英語力とは―アメリカの大学で教えてきた経験から;アメリカで働くということ―「多様性」というヴィジョンのなかで「マイノリティ」として生きる;国際協力と異文化コミュニケーション ほか)
著者等紹介
竹下裕子[タケシタユウコ]
1956年生まれ。東洋英和女学院大学国際社会学部教授。専攻=社会言語学、英語教育、異文化理解教育
石川卓[イシカワタク]
1968年生まれ。東洋英和女学院大学国際社会学部助教授。専攻=国際政治学、安全保障論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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