感想・レビュー
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あじ
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巻頭を飾ったのは、礼文島の桃岩荘ユースホステルのようなノリの最北銭湯。フェリー航路があるので、両方を制覇できると算段して【北海道の銭湯】はじまりました。北海道には本州銭湯文化の象徴であるペンキ絵や唐破風屋根はなく、モザイクタイル画と箱型が主流。どこか殺伐としてはいるけれど、心も身体も温まるんだなぁ。著者もおっしゃっていたけど、特に真冬が良い。自宅風呂より銭湯に行きたいとの思いが春まで頻繁に過る。詳しくは書けないが、私は銭湯に恵まれた生活をしている。地方で入湯するのも嗜好。流布させたい【旅先銭湯】という潮流2025/05/17