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内容説明
そこで過ごす時間だけ“その街の人”になれる特別な場所、銭湯。その貴重な存在がどんどん消えてゆく中、なんとか守ろうとする人たちも現れた。ホテルや旅館の風呂では決して味わえない“旅の中の旅”がさらに深まるシリーズ第2弾。タオルとせっけんを持って、さあ出かけよう。
目次
屋久島で風呂に入る(鹿児島県)
銭湯とゲストハウスの旅
銭湯OLやすこの釧路★銭湯 案内します(北海道)
写真紀行 よしの湯 伊予大洲(愛媛県)
文学銭湯紀行 太宰治が通った風呂屋 喜久乃湯温泉(山梨県)
ふろみやげ こだんみほさんのクリアファイル 白浜温泉/明月湯(兵庫県)
銭湯の原郷へ ノムラ君の里帰り
週に3日だけ家族が交代で営む小さな銭湯が気になります。 昭和温泉(岡山県)
別府 梅園温泉―復活秘話(大分県)
山のち銭湯 箱根金時山と御殿場 人参湯(静岡県)
湯を沸かすほど熱い、花の湯と居酒屋の話 花の湯(栃木県)
ハラノーマルの秘密 都湯(滋賀県)
『旅先銭湯』その後
著者等紹介
松本康治[マツモトコウジ]
1962年、大阪府生まれ。出版社勤務を経て、1987年に医療系出版社として「さいろ社」を設立。「関西の激渋銭湯」「激渋食堂メモ」などのサイトを主催するほか、銭湯ファンの仲間たちと「ふろいこか~プロジェクト」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
31
シリーズ第二弾の今号は、街中銭湯に加え“銭湯的秘湯”を行く特集が熱い。石川県と銭湯の意外な関係、下駄を鳴らして太宰が通った風呂、釧路をピックアップ記事などなど。巻末に前作『旅先銭湯』に登場した人々の“気になるその後”が続報として載っている。第三弾は泊まれる銭湯を特集するらしい。今月末の発売が待たれる。◆【私がお薦めする銭湯本②】「銭湯~浮世の垢も落とす庶民の社交場~」町田忍/著、「自転車とろろん銭湯記」疋田智/著2019/10/21
りょうちん
4
銭湯は全国的にどんどん消えてゆく傾向にあるそうです。経営的には難しいということは想像に難くありません。メジャー感はありません(メジャーになって欲しくもないのです)が、銭湯には消えて欲しくありません。ぼくは以前に勤めていた会社で泊まり夜勤のときに、近くにある銭湯(場所は都内)を利用したこともあるぼくは、普段使いの銭湯も大好きです。「旅」とまではいかずとも、ショートトリップでの銭湯使いもちょっと魅力的です。箱根に足を運びながらも、あえての銭湯。なんてのもリラックス度マックスかもしれません。電車で行きたいです。2020/01/10
石野卓球
0
楽しいシリーズなので続編も読んでみたい。野村君がよかった。2024/09/03