内容説明
予防接種法が改正され、わが子に接種するかどうかの判断は突如として親の責任になった。しかし、ワクチンのマイナスデータは隠されたままだ。危ない、効かない、必要ない…市民の信頼を裏切る、驚くべき予防接種の実態。
目次
序章 予防接種という名の犯罪
第1章 安全性への疑問―予防接種で子どもが死ぬ
第2章 有効性への疑問―予防接種は本当に効くのか?
第3章 必要性への疑問―伝染病はどこへいった?
第4章 それぞれの予防接種
第5章 被害者「救済」のまやかし
第6章 それでも予防接種が続けられる理由
第7章 予防接種はどうあるべきか
著者等紹介
藤井俊介[フジイシュンスケ]
1927年6月30日、神戸市生まれ。旧制九州大学農学部農芸化学科卒、その後84年まで大阪府立高等学校に勤務。1962年、長女玲子が2種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア)接種により右半身付随と精神薄弱の重度障害者になって以後、予防接種批判と被害者支援の市民運動を組織・展開している。ワクチン禍研究会理事(75年)、予防接種情報センター代表(85年)、全国予防接種被害者の会事務局長(94年)など
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感想・レビュー
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Nobu A
5
先月読んだ「医原病」に引用があり、気になって購入。どちらも現代医療を盲目的に信じず、有効性や安全性に疑問を持ち、自分や家族の健康をもっと考えるように警鐘を鳴らす。戦後、感染症患者が減ったのは予防接種ではなく、生活環境改善のお蔭。病原病原体説と病原環境説という感染症に対する基本的な考え方、必要性を含めたそれぞれの予防接種の現状等の解説がとても有益。免疫力のない幼児や老人でない限り、ウイルスとの共生関係がより大切。でも、門外漢の医学知識は本を手元に置いておかないと、すぐ忘れちゃうんだよな。大変勉強になった。2019/01/28
おもち
1
予防接種で被害にあった場合、どんな待遇を役所から受けるのかわかる。 予防接種の是非について考えさせられる本。 ワクチンの闇を探る「ワクチンの罠」もオススメ。
Yukiko Muroi
1
全体的にちょっと怖めの説明が多いかな??予防接種の種類別に「予防接種の現状」「必要性」「有効性」「安全性」が掲載されているのでこれは参考になる。他の本と合わせて読んだ方がいいと感じた。2012/05/30