内容説明
第二次大戦中に中国に留学、戦後は炭鉱技術者として青春を謳歌した著者を、いけばなの世界が待っていた。現代いけばな界の重鎮が回想する半生の記。昭和の激動期を生き抜いた花道家の波瀾万丈のドキュメント。
目次
第1章 百花洲
第2章 父光洲の面影を追う
第3章 母光園と暮らす
第4章 中国大陸での生活
第5章 戦後の混乱期
第6章 炭鉱に職を得る
第7章 いけばなの道に入る
第8章 海外への旅
第9章 はじめての個展開催
著者等紹介
工藤和彦[クドウカズヒコ]
1926年東京に生まれる。北京で学生生活を送り、戦後エンジニアとして炭坑に勤務。1952年第三回日本華道展に出品、文部大臣賞を受ける。以来花道界に入る。現在、公益財団法人日本いけばな芸術協会相談役、財団法人小原流研究院顧問、小原流研美会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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