出版社内容情報
欧米文明を相対化し、日本の歴史の捉え返しを迫る
まえがき
第一章 文明は身勝手になりがち
第二章 西洋は身勝手でよいという信条
第三章 西洋の身勝手を維持するための思想と表現
第四章 西洋のご都合主義
第五章 自分たちの過ちは認めない西洋
第六章 西洋にだまされやすい問題点
第七章 排除すべき同一視と人種主義
第八章 西洋の責任問題と「多文化社会」、「国際化」の危険性
第九章 「ジャパン・バッシング」にどう反撃するか
あとがき
西洋ではいろいろな民族を動物になぞらえるが、西洋から見れば日本は「ロバ」かもしれない。「ロバ」には「間抜け」という意味があり、しかもだまされてもそれに気がつかないような間抜けぶりを指す。(本文より)