ユーゴ空爆で使われた劣化ウラン弾が人々を苦しめている

ユーゴ空爆で使われた劣化ウラン弾が人々を苦しめている

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  • サイズ A5判/ページ数 99p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784916043863
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

劣化ウラン弾廃絶を求めるNGOが、旧ユーゴで行った劣化ウラン弾被害調査の記録

■はじめに/今井俊政
■第1章 旧ユーゴスラビア劣化ウラン被害調査
・劣化ウラン弾はバルカンの大地に深く食い込んでいた/谷沢健二
・【解説】ユーゴ紛争と「バルカン症候群」
・内戦の傷跡が重苦しい空気のように漂っていた/横澤典子
・今の私に何ができるのでしょうか/永田 厚
【資料】旧ユーゴスラビア劣化ウラン弾調査
■第2章 放射能兵器・劣化ウラン弾
【解説】劣化ウラン弾とは
【資料】各国、国際機関の対応
■第3章 イラク帰還兵の証言と自衛隊被曝調査
・私はイラクで輸送任務にあたりました/ジェラルド・マシュー
・娘、ヴィクトリアは負けません! 皆さんの声を米国政府に/ジャニス・マシュー
・軍隊は被曝した兵士を見殺しにするのか/山口雅弘
・ウラニウムによる汚染可能性を自己判定する予備調査票
・STOP!劣化ウラン弾キャンペーンの主な活動内容
【アクション・レポート】

 私たちが劣化ウラン弾廃絶のための活動をはじめたのは、二〇〇三年イラク戦争開戦直前だった。湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の放射能によって、イラクの子供たちにガンや白血病などが爆発的に広がっていることは、森住卓さんや豊田直巳さんらフォトジャーナリストの報道から知ってはいた。そんなイラクに再び戦争が起こり、多量の劣化ウラン弾が使われたら、一体どうなってしまうのか。イラクの子供たちの命を守るために、なんとしても止めさせなくてはならない―反戦運動をはじめ、反原発、環境問題に取り組んでいた友人・知人たちに声をかけ、とにかく行動を起こしていこうと、このキャンペーンを立ち上げた。

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