理戦  75

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理戦  75

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  • 商品コード 9784916043696
  • NDC分類 305
  • Cコード C0030

出版社内容情報

リチャード・ローティ(『哲学と自然の鏡』)に代表されるネオ・プラグマティズムが重視してきた多様性と連帯。それは〈良きアメリカ〉の精神とも通じた。だがイラク先制攻撃で顕わになったアメリカの振る舞いをめぐり、ローティ流〈多様性と連帯〉が再検討を迫られている。戦争時代の今、考える。


【巻頭グラビア】椎葉村の人々  /渡辺良正
 ダム建設にゆれる川辺川の上流、平家の落人が住み着いた椎葉村。村民たちは今でも狩猟や産地での農業で暮らしている──


●特集 プラグマティズムを脱構築する

脱構築の政治──アメリカ左派とデリダ /仲正昌樹(金沢大学助教授)
われらならず者──デモクラシーの脱構築 / 梅木達郎(東北大学助教授)
戦争の時代とプラグマティズム / 嘉指信雄(神戸大学教授)
ローティ的連帯は行き詰まっている /大澤真幸(京都大学助教授)

クワイン先生を回顧して──遅ればせの追悼文 /冨田恭彦(京都大教授)

小特集 お上のやり方にもの申す
賃金比例年金制度を採用せよ /神野直彦(東京大学教授)
RDF化ではゴミ問題は解決しない /宮田秀明(摂南大学教授)
JCO事故から4年 父と母が被曝、会社は廃業した /大泉実成(ノンフィクション作家)
明日のために・イラク反戦 / 荒 岱介(社会運動家)

連続インタビュー 破天荒な人々 荒岱介が聞く
第3回 青砥幹夫(元赤軍派活動家)
 暗き中を歩みて己が往くところを知らず


【北朝鮮紀行】
【今号の読みドコロ】~編集人より
●破天荒な人々に聞く 第3回 青砥幹夫さん
 第3回目は元連合赤軍兵士で23年間下獄した青砥さん。公に登場するのは稀で、よくぞここまでと思うほど、赤裸々に当時の状況を語ってくれています。その貴重な証言に、あらためて連赤問題とは何だったのかが浮かび上がってきます。すでに評判上々、本紙の目玉といえるでしょう。

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