出版社内容情報
沖縄の明日、日本の明日
今こそ独立へ歩き出す時/大山朝常
軍事植民地から脱却するために/新崎盛暉
「警世鐘」を鳴らし続けて 特措法・出獄総括/佐々木守雄
特集 コミュニケーションの可能性
ネットワーク時代の「世直し」のために/高橋洋児
ハーバーマス・コミュニケーション理論を手がかりに/木前利秋
ドイツにおける新保守主義の台頭 統一後のアイデンティティ・クライシスのなかで/仲正昌樹
協働の哲学への定位 荒 岱介『ハイデガー解釈』を読む/草場 薫
ニーチェ「距離のパトス」と「ルサンチマン」の研究/山根克也
精神病理と間主体性/大庭俊和
科学主義批判から制度としての科学技術批判へ/沖田 悟
コンピュータの漢字問題/難波 充
〔連載第2回〕マルクスを異化する 若きマルクスとネットワーク的主体/山崎カヲル
インターナショナル・ウォッチ
ペルー大使公邸事件を問う/太田昌国
金賢哲逮捕次
〈からだ〉ごと人間性を劈く 障害者サークルでの交流から/小川幸吉
BOOK REVIEW 三田宗介『現代社会の理論』/廣松渉『生態史観と唯物史観』/林竹二『授業 人間について』/陸井三郎