内容説明
前詩集『ポセイドンの夜』以来、八年ぶりの新詩集。全篇なんらかのかたちで、“海洋”を内部にかかえこむ。作品は一篇をのぞき、二十世紀末までにすでに書かれていた。時をえて、いまその封印を解く。
目次
湾岸線(A町へ)
水中の太陽
吉兆
石室
人魚のくる町
燔祭
日没
三日月の夜
ラァ・メール
生還〔ほか〕
著者等紹介
古賀博文[コガヒロフミ]
1957年佐賀県生まれ。日本現代詩人会会員。日本詩人クラブ会員。詩誌「柵」同人。詩誌「新・現代詩」同人。個人詩誌「気圧配置」編集発行
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