感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
11
韓国の詩人、尹東柱(ユン ドンジュ)の詩集を知ったのは、「在日朝鮮人ってどんなひと?」という本の中だ。彼の詩はまっすぐで、純粋で、静かに哀しみを抱えた、高潔な言葉の芸術だ。日本に留学していた1944年、治安維持法違反で福岡刑務所に。そして1945年2月、獄中死。享年27歳。 一体、彼が何の罪を犯したというのか⁉ 上野潤さんという詩人が編訳し、1998年に出版された。図書館の書庫にあったこの本は、ほとんど開いて読まれた形跡がなく、驚いた。生誕100年、もっと多くの日本人がこの詩集を読まなければならない。2017/09/10
路人
1
やはり“序詞”が良い(若干、訳が私の知っているのと違ってたが)。他の詩はあまり馴染めなかったが、この詩だけでも味わってください。2019/01/04