内容説明
なぜ中国人は自分がミスしてもすぐに謝罪しないのか、なぜ中国人は平気で他人に頼み事をするのか、なぜ中国人は時間や約束を守れないのか、なぜ中国人は独断で物事を進めるのか…など、日中両国に横たわる深い溝を具体的にあげ、どうすれば最良な関係が築けるかを模索する。本書を読めば、先般勃発した「中国・瀋陽の日本総領事館事件」の、メディアでは決して報道しない本質も見えてくる。
目次
第1部 中国人と日本人の心の深い溝(なんでも自己主張するのが中国流?;決して人に頭を下げない中国人に囲まれて;何かというと「お返し」ばかりの風習にはうんざり;ゴミ箱に捨てられていた母国からのプレゼント ほか)
第2部 中国人とのビジネスを成功させるための方法(何がなんでも「ほうれんそう」!;会社の中でも外でもつるんでいないと不安な日本人;上には服従、下には叱責が会社の基本;私は優秀なのに日本人は正当に評価してくれない ほか)
著者等紹介
尚会鵬[ショウカイホウ]
1953年河南省開封県生まれ。1981年北京大学南アジア研究所歴史学修士課程終了。北京大学教授。同大学国際学院アジア太平洋研究室主任。専攻はアジア社会文化比較
徐晨陽[ジョシンヨウ]
1955年上海生まれ。1978年上海外国語学院日本語課卒業。1990年に来日。発達心理学を学ぶ一方、日本文化への造詣を深める。現在はライター
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