内容説明
当時の名僧・高僧と呼ばれる人々は、現代の僧の概念と異なり、第一級の学者・科学者でもあった。彼らのなかには、政治の要諦を心得ていたり、軍事技術に詳しかったり、兵法をきわめている者もいたから、武将のブレーンとなる資格は十分に備えていたのである。絶妙のコンビで戦国時代を生き抜いた男たちの知恵と戦略。現代ビジネスにも応用できるブレーン学。
目次
第1章 足利尊氏と夢総疎石
第2章 今川義元と太原雪斎
第3章 武田信玄と快川紹喜
第4章 毛利氏と安国寺恵瓊
第5章 徳川家康と天海
第6章 柳生宗矩と沢庵宗彭