内容説明
曹操、劉備、孫権、関羽、張飛、諸葛孔明など三国志の英雄たちのゆかりの土地を訪ねた歴史紀行の力作。三国志ファン待望の書。
目次
劉備と張飛の故郷・〓州へ
曹操と華佗を偲ぶ亳州
劉備、関羽、張飛の奮戦した虎牢関
兵家必争の地・徐州の夢の跡
曹操、袁紹を破る官渡の古戦場
曹操、柳城へ快進撃
劉備、天下を狙う南陽、襄樊
諸葛孔明、初手柄の博望坡〔ほか〕
感想・レビュー
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6
陳舜臣氏曰く三国志ファン必読の書。著者が三国志ゆかりの地を訪ねた紀行文。鄧艾が蜀を攻めたときの江油関も行っており、馬邈が降伏しなければ死守できただろうと現地を見たならではの感想もある。現地で伝わる話「張飛が書画にすぐれていた」や長沙になぜか韓玄の墓があるとか驚くような話もちらほら。それにしても三国志の武将名（曹操や関羽や趙雲など）関連の地名が多いことには驚きだ。演義の影響ですが。2017/10/21
