内容説明
混沌とした世界はどこへいくのか。…人類の生存と体制は、どんなものであれ人間が作るものであり、人間が責任を負うべきものであるが、そこには、温かい心と冷静な科学的分析が必要である。本書は、ソ連崩壊の世界史的意義と政治経済学の原点の検討を通じて、人類の生存と体制の問題を考える。
目次
序章 日本と世界この120
第1章 マルクス経済学を考える
第2章 資本論の序文について
第3章 共産党宣言の研究
第4章 体制論展開のために―フランス社会党の場合
第5章 体制改革の実験計画―フランス社会党の場合
第6章 社会主義と民主主義を考える