目次
総論 「戦後70年」・未解決の戦後補償―解決を阻む課題を考える
従軍「慰安婦」 必要なのは事実と国家責任の認定、謝罪―日本軍「慰安婦」問題解決のために
朝鮮人強制連行・強制労働 企業責任追及、対政府交渉の強化を―二〇一五年‐朝鮮人強制連行問題のいま
中国人強制連行・強制労働 強制的な「拉致・連行」で中国人を強制労働―中国人強制連行・強制労働事件とは何か?
在外被爆者 在外被爆者を生んだ「侵略戦争と原爆」―未解決の戦後補償・在外被爆者問題について
未払い郵便貯金 未払い郵便貯金の清算を―朝鮮人強制連行数と未払い郵便貯金の実態
日韓会談文書公開 日韓会談日本側文書の開示を求めた一〇年の裁判―開示された文書から見えて来た問題点
空襲被害 戦後七〇年に空襲被害者の救済立法の実現を―東京大空襲訴訟の総括と今後の課題
沖縄戦・南洋戦 「沖縄戦」「南洋戦」被害の国家責任―初めて問う、強制「集団自決」・住民殺害・住民玉砕
著者等紹介
中山武敏[ナカヤマタケトシ]
弁護士。日弁連立法対策センター委員、狭山再審事件主任弁護人・東京大空襲訴訟原告弁護団団長・全国空襲被害者連絡協議会共同代表・重慶大爆撃訴訟原告弁護団等
松岡肇[マツオカハジメ]
弁護士。石炭・トンネルじん肺事件、原爆症認定事件などを経て、現在、中国人強制連行・強制労働事件全国弁護団幹事長
有光健[アリミツケン]
戦後補償ネットワーク世話人代表、戦後処理の立法を求める法律家・有識者の会事務局長、シベリア抑留者支援・記録センター代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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