内容説明
戦後補償問題の解決は21世紀の日本が避けては通れない課題である。今こそ問われる日本企業の対応。
目次
第1部 ドイツ企業の強制労働責任(ドイツ企業の「記憶、責任そして未来」―強制連行労働者への補償基金)
第2部 強制連行の企業責任/朝鮮人編(強制連行・未払金はどのように没収されたか―個人の財産権と国家・企業;日本鋼管、「真摯」には受けとめるも、事実解明に誠意なし―日本鋼管訴訟和解を考える;新日鉄、人権侵害の賃金未払い―未払金返還を求めて闘う日鉄訴訟 ほか)
第3部 強制連行の企業責任/中国人編(中国人の強制連行と国・企業―労働力「行政供出」のメカニズム;鹿島建設、強制連行の企業責任認める―一転、歴史的先鞭つけ補償実現;西松建設、歴史的事実を隠して責任逃れ―中国人強制連行に積極的に関与した西松建設 ほか)
第4部 アメリカの企業裁判/日本の強制労働補償基金(「解決済み」で問われる被告企業の責任―米国における対日本企業強制労働損害賠償請求訴訟;全ての戦争被害者に謝罪と補償を―「日本強制労働補償基金」提言と意義)
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