内容説明
本書は、国家の陰に隠れて回避してきた日本企業の戦争責任を、具体的に、そして鋭く追及している。
目次
強制連行労働の企業裁判
朝鮮人強制連行・強制労働に対する国家責任と企業責任
新日鉄―朝鮮人強制連行と戦後処理の犯罪性を暴く日鉄訴訟
三菱広島―強制連行・未払賃金・原爆は許せない
日本鋼管―日本鋼管訴訟・徴用工のストライキ
不二越―「100年訴訟」にむきあう「私・たち」をつくりだすことへ
三菱長崎―金順吉裁判の現状
中国人強制連行の歴史と現在
鹿島建設―花岡事件とは何か―その実相と鹿島
西松建設―強制連行の事実を隠し続ける西松建設
熊谷組、間組、地崎工業他―中国人戦争被害者を支える会の企業交渉
ドイツ企業の戦後補償