内容説明
40余年、一貫して女性像を描き続けてきた美術界の至宝・洋画家中山忠彦が綴るもう一つの美術史。
目次
桟敷席―ピエール=オーギュスト・ルノワール
マッダレーナ・ドーニの肖像―ラファエルロ・サンティ
イサベラ・ブラントの肖像―ピーテル・パウル・リュベンス
若い婦人の肖像―アントニオ・デル・ポルライウォーロ(?)
若い婦人の肖像―エドガー・ドガ
マリー・ボトキンアストラカンのコート―オディロン・ルドン
墓場のみなしご―ウージェーヌ・ドラクロワ
イサベール・コボス・デ・ポルセール夫人像―フランシスコ・デ・ゴヤ
ヘンドリッキェ・エトッフェルスの肖像―レンブラント
ゾニヤ・クニップスの肖像―グスタフ・クリムト〔ほか〕
著者等紹介
中山忠彦[ナカヤマタダヒコ]
1935年福岡県小倉市(現・北九州市)生まれ、大分県中津市にて育つ。県立中津西高校(現・中津南高校)在学中、15歳で県展に初入選し、「田能村竹田を偲ぶ美術展」にて県知事賞を受賞。53年に上京して伊藤清永絵画研究所に入門、内弟子として4年間指導を受ける。54年日展初入選。65年に良江夫人と結婚、以後現在まで妻をモデルにした作品を多く手がける。80年白日展内閣総理大臣賞受賞、87年日展会員推挙、96年日展内閣総理大臣賞受賞、98年日本芸術院賞受賞、同年日本芸術院会員となる。現在日展常務理事・事務局長、白日会会長、日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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