内容説明
世界にまたひとつ朝が来るころ、人間社会からあふれ出した帆船がひとつ標のない旅に立った。四季のうつろい、その交感から紡ぎ出される30篇の不思議な世界。アーティスト・宮島永太良初の詩画集。
目次
見たことのない別世界に案内された
満開だった桜が散りはじめた。
本当の楽園がどこなのか、それは月だけが知っていた。
晴れ上がった空に虹が出た。
いいものあげる
割れるような響きとともに稲妻が走る
そして永遠の輝きをはなっていた。
悲しき怒涛
いつか出会うであろう楽園をめざして
この国の豊作は本当のものになるだろう〔ほか〕
著者等紹介
宮島永太良[ミヤジマエイタロウ]
美術作家、ライター。神奈川県小田原市出身。和光大学人文学部(現・表現学部)、早稲田大学第二文学部(現・文化構想学部)卒業。美学校細密画教場修了。横浜美術館協力会評議員。美術作家としては絵画の他、立体、写真等も発表。またロゴマーク等のデザインも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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