内容説明
ルース・ブライトの30年にわたる臨床経験に基づいた洞察力と観察力は、高齢者の障害に対する深い知識と結ばれている。本書は、高齢者ケアにおける名著のひとつと評された初版「高齢者ケアにおける音楽」の改訂・全訳本である。
目次
第1部 主たる理論(音楽療法の歴史、そのねらいと目的;社会的孤立への予防策としての音楽療法;個人のための心理療法;音楽療法におけるグループ作業;音楽療法:動機づけ、意欲と学習 ほか)
第2部 実践的考察―高齢者のための音楽療法における技術と能力(失語症の治療における音楽療法;音楽療法における患者の選択;音楽療法の研究方法)