内容説明
病いは“癒しの旅への出発”そして、自己への大きな“気づきの始まり”。「ガンは絶望ではなく、自分への大切なメッセージ」病いと対話し、病いの意味を問う旅の車窓で見た、いのちの詩画集。
目次
病からのメッセージ
病との対話
私に出会う旅 あたなに出会う旅
あなたへのメッセージ
いのちからの贈物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山形竜也
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自然の中にある木や花や川や海の水など、そこにあるだけで生きている。人間もその自然に生かされている。また自然に触れて癒される。人は外に向かって何かを求めすぎたりしてはいないか。もっと自分を見つめてあげるべきではないか。大切なのは外側ではなく内側にあるのではないか。 そのように気づかされる一冊だった。2015/11/30
馬場貴生
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経験に基づいた言葉は説得力を持つものだ。脳腫瘍を患い、生死の境をさまよった著者の「気づきのノート」。詩のような、エッセイのような短文に、癒され、心を動かされた。多分、僕等は檻の中で暮らしている。この本はその檻を少しずつ溶かしてくれる。2013/02/25