内容説明
芥川を「見る」。初々しい若き日の姿から鬼気迫る晩年の表情まで。中国旅行アルバム一挙公開。
目次
第1章 芥川龍之介の生涯
第2章 中国旅行
第3章 芥川龍之介の家
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
187
日本近代文学館(東京都目黒区駒場)が所蔵する芥川龍之介の肖像写真集。本人による写真の裏書きと関連文が添えられ、芥川を身近に感じられます。その他、谷崎潤一郎、菊池寛、与謝野晶子、島崎藤村ら、同時代の作家たちが映る集団写真が見られるのも面白い。また、間近に本を読んだこともあり、藤井聡太が芥川に似ていると思ったりします。2024/06/18
榊原 香織
102
有名な写真は田端の家で撮ったやつですね。 中国旅行の写真が、植民地を旅する西洋人のよう。2024/07/22
ちろ
4
図書館本。2024/05/29
TB
3
C図書館本。自分の定位置からトイレへ向かうルート沿いの書棚にあった本。初めて見る芥川龍之介の写真が表紙だったので、なぜか気になり借りてみた。なかなか男前の芥川さんの写真が並んでいる。書棚の前で歯を出して笑っているのが1枚あり、これは藤井竜王名人に何となく似ている。あごに手を添えて横目をしている、有名なあの写真は自死の2カ月前のものになるらしい。改造社円本全集の宣伝映画から取られたらしい、子供たち(長男比呂志・次男多加志)と映っている写真がすごくいい。昔風の厳つい父親というより、今風の優しい父親という感じ。2024/07/06
しろねこ
1
いい資料だ!!大判なのもいいね… 年表とか解説とか一切付いてないのでそこそこ詳しい人向けかな…まあタイトル写真集だしなw中国旅行の行程の簡易地図はある。2024/06/06
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