内容説明
予防?マナー?お守り?
目次
第1章 序論
第2章 マスクを客観視する
第3章 日本ではどう使われているのか
第4章 インフルエンザが呼び起こした黎明期
第5章 ワクチン接種と花粉症予防
第6章 二〇〇〇年以降も社会的に浸透
第7章 リスク儀礼としての位置づけ
著者等紹介
堀井光俊[ホリイミツトシ]
1977年、埼玉県に生まれる。2000年、英国立ケント大学社会学部を卒業。その後、同大学大学院に進学し、2006年に博士号(Ph.D.)を取得。現在は、イギリスに在住。ケント大学客員研究員。秀明大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鴨長石
2
日本人のマスク信仰を歴史を辿りながら探る。自分はコロナ禍でそれが露呈したと思っていたのだが、2009年の新型インフルの時点でマスクが品薄になるような事態になっていた(しかも海外メディアに「安全毛布」と看破されていた)とは知らなかった。いかに自分がマスクに興味を持っていなかったのかということだ。存在論的な不安へのマスクの有用性という仮説は面白い。歴史を見ると日本のマスク流行は盛衰が繰り返された上で現在最高潮とも言えるが、今回欧米と比べて相対的に少被害で済んでいるので、余計信仰に拍車がかかるのだろう。2021/02/19
vonnel_g
1
今や花粉症のシーズンには手放せないマスク、風邪の予防などにも効果があると思いきや…?日本人とマスクの深い関係を歴史や衛生などから考察した一冊。乾燥防止には役立つけれど、インフルエンザ予防ならワクチンの方が有効らしいですよ。2016/02/01
かみのけモツレク
1
最初からもっていきたい方向にもっていってるだけじゃん2014/05/21
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