女性専用車両の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784915855252
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0036

目次

第1章 序論(古今東西の女性専用車両;女性専用サービスのいろいろ ほか)
第2章 女性専用車両導入の経緯と性差別(女性の人権に関する動向;性犯罪被害者保護への社会的関心 ほか)
第3章 治安対策と女性専用車両(治安悪化神話と女性専用車両の導入拡大;犯罪としての痴漢 ほか)
第4章 痴漢の構造(通勤電車の身体技法;汚穢とエロス ほか)
第5章 ジェンダーと女性専用車両(日本の男女平等;「ニオイ」を排除する意味 ほか)

著者等紹介

堀井光俊[ホリイミツトシ]
1977年、埼玉県に生まれる。2000年、英国立ケント大学社会学部卒業。その後同大学大学院に進学し、2006年に博士号(Ph.D.)を取得。現在はイギリスに在住し、ケント大学で社会学とメディア論を教えている。同時に、宗教社会学とリスク社会学にかかわる分野の研究活動も行っている。秀明大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みなみ

24
女性専用車両導入の経緯や痴漢の構造について紹介されている。女性専用車両は日本独自かと思っていたので、メキシコやブラジル、イスラム圏でも導入されていたのは少し意外だった。女性専用車両によって女性を隔離し、男性と分離することは一つの解決策ではあるけれど、安心して電車に乗ることのできる社会をつくるという目標からすると不十分なように感じる。2022/09/12

香菜子(かなこ・Kanako)

1
女性専用車両の社会学というタイトルに惹かれて読みましたが、内容には賛同できません。 堀井先生は、日本で男女同権が進まず、女性差別が残っている現状を十分に理解されていないのではと思いました。2017/03/01

しふぉん

1
レポートのために借りて読了。女性専用車両からここまでいろんなことを考えられるのが興味深いと思った。そこまで踏み込んで広げて断言ってしまって良いのかな、と思うところもありましたが。2015/02/28

お魚くわえたザサエさん

0
女性専用車両が、「女性はか弱く守られるべきもの」といった、旧来型の思考に基づくものであることを指摘している。ある集団を隔離することについて、日本は寛容であるのに対し、欧米では人種隔離を連想させるため厳しい見方をされていることが、日本で女性専用車両が広まっている理由であるとしている。このことは、日本社会がいかに欧米よりも人権感覚が鈍いかを表している。近年、日本においても人種差別が表面化する中、「Japanese only」と「Women only」の違いと共通点を深く考えていかねばならないと考える。2015/06/07

TsumuRi

0
女性専用車両についていろんな方向から考えつくした本。女性専用車は男性や他のセクシャルマイノリティに対して結果的に「差別」となるのでは?とか、女性専用車に乗らずに痴漢に遭った場合に被害を被害者側の選択の責任にしかねないのでは?とか、性犯罪の場合女性被害者にばかり焦点があたって加害者側にあまり注目しないのは何故だろう?とか、興味深い視点がたくさんで多少難しいけど面白かった。なんとなく利用してたけどけっこう危なっかしい面もあるのだなあと。2010/06/22

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