内容説明
本書は、研究所における法と宗教に関する長年の研究に基づいて、自身の歴史方法論を駆使しながら、デモクラシー、教会と国家の分離、結婚と家族の問題を論じたものである。
目次
デモクラシー(キリスト教とデモクラシー―過去における貢献と将来の課題)
教会と国家の分離(山の上にある町をいかに統治するか―アメリカの憲法、自由、教会と国家の関係に対するピューリタンの貢献;アメリカにおける「教会と国家の分離」―トマス・ジェファーソンとジョン・アダムズの見解の歴史と現在;「教会と国家の分離」の歴史―その虚実)
結婚(サクラメントから契約へ―西洋の伝統における結婚、宗教、法;契約から契約へ―法と神学における契約および契約としての結婚)
著者等紹介
ウィッテ,ジョン[ウィッテ,ジョン][Witte,Jr.,John]
アメリカのエモリー大学法科大学院教授、同大学「法と宗教の研究センター」所長。ハーバード大学法科大学院を終えてすぐにアメリカ南部の名門エモリー大学法科大学院で教鞭。と同時に、研究所「法と宗教の研究センター」に参画し、主要なメンバーとして活躍、その後第二代所長(Director)の責務を負われ現在にいたっている
大木英夫[オオキヒデオ]
学校法人聖学院理事長・聖学院大学総合研究所所長
高橋義文[タカハシヨシブミ]
聖学院大学大学院・総合研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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