内容説明
「地獄へのすべり台」と言われる薬物依存、その危険性は理屈で言っても始まらない。薬物依存者が何に悩み、繰り返して使用してしまうのか。依存者の親などに問題はないのか。どうしたら薬物依存から脱却できるのか…など、当事者のナマの声をつぶさに聞くことが重要だ。本書は薬物依存から立ち直ろうとする依存者やその親などとの交流を通じて、薬物依存絶滅の方途を探る。
目次
第1章 薬物(ドラッグ)依存とは?(薬物依存は病気;体への影響)
第2章 ダルク(DARC)とは?(依存症ってなあに?;ダルクでの生活)
第3章 私が会った依存症の人たち(日本ダルク(代表の近藤恒夫さん)
横浜ダルク(ボーイさん・アキオさん・マサシさん・マサコさん・アキラさん・アイエスさん・トミーさん・タカオさん)
茨城ダルク今日一日ハウス(岩井喜代仁さん・キミノリ君・キミノリ君のお母さん・ケンタ君・ケンタ君のお祖父さんとお祖母さん・イノさん・ソーシさん・ミドリさん・ビリーさん・ベティーさん・トヨさん・ジーンさん・アイさん))
第4章 家族会(茨城ダルク家族会;熊本ダルクのお母さん)
著者等紹介
本田節子[ホンダセツコ]
1931年生まれ。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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