内容説明
荒木文学の視座はどこにあったのか。そしてそれは時代とともにどのように変化していったのか。〓いは変化しなかったのか。本巻は文学論と文芸時評の集成により直截に荒木文学の核心に迫る。文学関係の人士を論じた３２篇、及び処女出版「青年作家」も収載した。
目次
文学論（農民文学に関する走り書き；新興詩学確立への序説的考察；朗らかに歩め！―一群の日和見作家へ；作家と批評家；最近芸術派内部の諸流；同人雑誌文学の新展望 ほか）
文芸時評（前号当選作批評；文芸時感；新鋭作家の作品を批評す；若き文学の戦列―最近の作品を中心にして；新早文評壇 ほか）
人と文学（徳冨蘆花覚書；宗不旱の再評価；篠原温亭；上田沙丹；石川達三の横顔；芥川賞の尾崎一雄；生田長江氏を悼む ほか）
青年作家
