内容説明
多様な生き物が活躍する熱帯雨林。その森で五、六年に一度、さまざまな樹木が一斉に花咲くときがある。それはいまだ生物界の謎。そんな実際の謎をシャーロック・ホームズ流の名推理で探偵団が解いていく。今までの常識をはずしてみると、森は地中でつながり、植物と昆虫が合話する壮大な世界が見えてくる。
目次
プロローグ ホームズ流で熱帯雨林の謎を推理する
第1章 謎の鍵は森の地下部にある
第2章 森は地中で繋がっている
第3章 ホームズ流の考えをつらぬく
第4章 一体の生き物とは
第5章 昆虫と植物の種の壁をのりこえて
第6章 五つの王国と地球
第7章 生物界の大会戦
第8章 壮大な仮説の根拠を探して
第9章 生物たちの高度文明社会
エピローグ ランビルの森への旅立ち
著者等紹介
神部四郎次[カンベシロジ]
1944年京都市に生まれる。京都府立大学、京都大学大学院卒業。その後、大阪府にて植栽設計や橋梁、建築設計など、大規模公園の設計に携わる。専門学校にて設計の心理的な影響を究明する。現在、日本の伝統庭園と世界のガーデニングにおける設計と植物の関係を求め、ガーデンデザインの構築に活躍する。また「すべての生き物の繋がり」について研究中。修成建設専門学校特担講師、京都文教短期大学非常勤講師、京都情報研究所代表、ホームズ科学探偵団団長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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