内容説明
白黒の猫が三びき、木の枝に並んで下を見ています。水の中には赤い魚が。丸々とふとった猫たちの一匹は、じっとねらいを定めて、ついに水の中にとび込みました。さあたいへんです、水の中で猫と魚の大乱闘。しぶきをあげる水の中にほかの猫たちも次次ととび込んで…。まるで落語を思わせるようなストーリーの展開が愉快で、おとなも子供も、見る人を心から楽しませてくれる絵本です。特に猫の好きな人には絶対に見逃せない一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
47
あら~( *´艸`)シュールで、クスッと(*^-^*)言葉は一切ないんだけど、またそこが想像力が膨らむ。空と海、魚と猫。シンプルだけど深い色使いがいい。3匹とも白黒猫で、それぞれが描き分けられているのがまた好きだ。他にも邦訳されていないかなと思ったけれど、残念この1冊だけ。作者はベルギー、ブラッセル生まれ。ベルギーでフランス語で出版されたそう。このお洒落な色遣いにフランスのエリック・バテューの絵も思い出した。すごく好き(#^^#)2021/12/12
ベル@bell-zou
25
…なんでそうなるの~(笑)。つかの間、取り残された二匹の表情が好きだなぁ。見下ろしていた世界から見上げる世界。いつでも真剣な猫だけど時々まぬけなんだよね。短いお話だけど文字がない分余計にふくらむ面白さ。2021/11/23
kayo
18
8月のおはなし会用に選書中。文字のない絵本。絵のみでストーリーの運びがちゃんと分かる、というか頭の中で猫と魚の台詞が自然と生まれてくる。ゆっくりめくって子どもの反応をジィっと見てみたい気がするけれど、自分の技量がこの本の魅力を呈するのには不足していると思う。一度目は無言でページをめくり読み聞かせ(読んでないし聞かせてないけど😅)、二度目はおちゃらけて名古屋弁(ご当地の方言など)でアテレコして読んだら面白そう。2022/08/08
mntmt
18
文字のない絵本。でも、音とか、聞こえて来るようだ。ネコたちがニャーニャー声も。不思議なおもしろさ。ベルギーの絵本。2015/12/11
定年(還暦)の雨巫女。
8
《図書館-通常》文字のない絵本。猫の柄が、みいやれおと同じだなあ。可愛い。2024/05/10
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