内容説明
島の若者ドナランは、ある日、不思議なあざらしの娘に恋をしました。島いちばんの年寄りのトーマスじいさんが教えてくれたとうりに、次の年の春まで待って、ドナランはあの金髪の美しい娘と結婚することができました。でも、娘は自分の名前をおしえませんでしたので、ドナランは彼女をマイリと呼びました。トーマスじいさんに教えられたとうり、ドナランは、マイリの皮をたいせつに手入れをして、こっそり隠していました。ところが、ある日、ドナランがあざらしの皮の手入れをしているところを、いちばん下の息子のジェームズが見てしまいました。そして…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
17
(図書館本)アザラシの妖精と彼女に恋した漁師。他の方の感想に羽衣伝説と書かれていて納得。英国北部にはアザラシにまつわる伝説があり、それらが元になったとのこと。彼女の海への想いを考えると、切なく辛いお話でした。2015/12/13
みよちゃん
8
以前読んでいた。作者の一連の闇の戦い、 の方が印象的でした。懐かしい絵です。2017/02/25
杏子
3
う〜ん、読んでたと思ったけど、記憶にないなぁ。買って読まずにおくなんてね、ちょっと信じられないんだが。この伝説を元にした作品を読んだことがあります。やっぱり最後に、アザラシのお母さんは海に帰っちゃうの。悲しく美しい話です。2013/02/23
160/160
2
アザラシ美女、マイリに一目惚れした漁師ドナラン。無茶するなぁ・・、な感じのまるで神話のような絵本。2017/04/09
杏子
2
持っていることを忘れて、読みたい本にぽちしてしまった。古本屋で買ったらしい。送料入れて1470円の領収書がはさんでありました。もう一度読んでみます。