CHDFの理論と実際―原理・施行法編

CHDFの理論と実際―原理・施行法編

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  • サイズ B5判/ページ数 104p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784915764974
  • NDC分類 494.93
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 ●CHDFの原理、施行法のすべてが書かれたマニュアル! ●セットアップの方法から、保健請求の仕方まで網羅! ●「急性血液浄化法」から3年、待望の続編! ◆序文◆  「急性血液浄化法」全般の施行法や有効性に関し『集中治療』誌に連載し、それを加筆しまとめて単行本として出版してから2年の年月が経過した。我々のICUでは現在でも各種の血液浄化法を駆使して、重症患者に対する集中治療を行っているが、血液浄化法の中でもっとも使用頻度が高いのは、持続的血液濾過透析(CHDF)である。そこで『急性血液浄化法』の続編として1996年末より、CHDFの理論と実際につき『集中治療』誌に連載を開始した。そして第1部の「原理、施行法編」が1997年11月に終了した時点で、それをまとめたのが本書である。  CHDFは千葉大学医学部付属病院ICUのお家芸であり、また臨床工学技士が我がICUには居ないこともあり、私以下研修医まで、全スタッフがCHDFのセットアップにはじまり、その施行法には精通しているつもりである。本書もすべてのスタッフが分担執筆した。ベッドサイドコンソールなどの改善により今やCHDFは、簡便かつ安全に施行可能であり、それでいて多彩な有効性を期待できる、集中治療領域では必須の治療手段であると考えている。我々のICUでは1例もCHDFが施行されていないという日はないといっても過言ではない。丁度ventilatorと同じような感覚で用いられているといってよい。  CHDFを今まで全然施行したことのない人々にとっては、あるいは取りつきにくいかもしれないが、我々のICUに見学に来られた先生方や臨床工学技士の方々の印象を聞くと、こんなに簡単なものとは思わなかったというのが大部分である。本書は何故CHDFを行うかということや、セットアップの方法にはじまり、CHDFに関する健康保健の請求の仕方まで、原理・施行法につき、そのすべてを書いたつもりである。本書がすでにCHDFを施行している人々にとっては知識の整理や再確認のために、そしてこれからSHDFを始めようとする人々にとってはそのガイドブックとして、各々少しでもお役に立てれば、我々にとってはこんな嬉しいことはない。    《目次》 ◆共同執筆者◆ 上野博一/織田成人/北村伸哉/貞広智仁/志賀英敏/菅井桂雄/内貴恵子/疋田聡/平野剛/平山信男/平山陽/星野敏彦/松田兼一/森口武史/横張賢司/渡辺栄三 ◆目次◆ 1  なぜ持続的血液浄化なのか、なぜCHDFなのか 2  CHDFに必要な器具と器材-これからCHDFを始めるために- 3  vascular access 4  抗凝固剤 5  補充液と透析液 6  hemofilterおよびその寿命と交換のタイミング 7  ベッドサイドコンソールおよびセットアップ 8  至適操作条件 9  施行中のモニタリング 10 抗凝固剤を用いないCHDF 11 CHDF施行中の看護 12 CHDF施行中のトラブルとその対策 13 保健診療下のCHDF  

内容説明

CHDFの原理・施行法のすべてが書かれたマニュアル!セットアップの方法から、健康保険の請求の仕方まで網羅!「急性血液浄化法」から3年、待望の続編。

目次

なぜ持続的血液浄化法なのか、なぜCHDFなのか
CHDFに必要な器具と器材―これからCHDFを始めるために
vascular access
抗凝固剤
補充液と透析液
hemofilterおよびその寿命と交換のタイミング
ベッドサイドコンソールおよびセットアップ
至適操作条件
施行中のmonitoring
抗凝固剤を用いないCHDF〔ほか〕