内容説明
本書は、借地借家法を真に理解するために、民法の債権各論中の一分野であることを重視して、借地借家法を体系的に記述した。特に、民法上の賃借権との関係における体系化を意図した。他の書物とは異なり、現場で「毎日受験指導をしている講師」が執筆したものである。前述の国家試験のすべての問題を検討・分析した結果、これらの国家試験に必要不可欠な知識を盛り込んだものであり、無駄な記述は一切ない。借地借家法の問題に一番多く直面するのは、「宅建試験受験生及び不動産業者」である。
目次
第１章 序論（借地借家法の主要改正点；借地借家法は既存の借地・借家関係にも適用されるか）
第２章 民法上の賃貸借（民法上の賃貸借の意義；賃貸借の性質；賃貸借の存続期間 ほか）
第３章 借地借家法（特別法としての借地借家法；借地権と借家権の意義；借地権と借家権の成立 ほか）
