感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
13
(図書館本)ヘレン・クレイグによる再話・絵。田舎ねずみのチャリーと町に住むいとこねずみタイラーのお話。繊細に描きこまれた絵が素敵で、チャリーの田舎の家が最高。2匹が町へ行く時の方法がとてもいい。2016/05/25
チェアー
7
いま読むと、町の暮らしを全面的に否定しているわけでもなく、自分あった場所がいちばん落ち着くという話だった。2016/11/13
ヒラP@ehon.gohon
7
あっさりした短編のイソップ物語をベースに、なんと楽しいアレンジでしょうか。 町のねずみも田舎のねずみも、自分に合った生活があるのですね。 ゆったりした田舎の生活にはあこがれるけれど、自分には合わない町ねずみ。 でも町の暮らしは、慌ただしくて危険がいっぱいで落ち着かない。 映画の猫には私もだまされてしまいました。 コミカルな絵本で、寓話としての意味合いはどこかに行ってしまったようです。2016/03/03
D4C
7
それぞれの中に価値観があり、ある者には、その場所が天国と思えても、他の者からすれば、我慢のならない場所という可能性も。幸せ、居るべき場所は、それぞれの中にあるという事が良くわかる本でした。2016/01/07
ツキノ
6
いなかのねずみはチャーリー、町のねずみはタイラー、ふたりはいとこ。タイラーがちょっといけすかないやつに描かれている。コマ割りになっている絵がいい。街に行ってからのチャーリーの驚愕ぶりにも注目。最後はタイラーもチャーリーもそれぞれの場所でハッピーな姿。2013/04/04