内容説明
「性」が罪悪だとすれば、なぜ神は罪を犯さなければ子供が生まれないようになされたのであろうか?これまで長い間、宗教の世界では「性」はタブー視されてきた。それゆえ多くの人々が、罪悪感をもちながら結婚生活を送り、子孫をのこす営みをつづけてきた。また、「性」についての無知や行き違いから、家庭不和や離婚など様々な不幸が生み出されてきた。著者は、この「性」の問題に宗教家としてはじめて真正面から答え、人類の心を暗くしてきた「性は罪悪である」という誤った考え方を一掃する。「性」は罪悪ではなく善である。しかし、それは神理に基づいた正しい生かし方がなされねばならない。男も女も、「性」においてそれぞれに与えられた役割を果たすことの中で、真の人生の意義と幸福を見出すのである。
目次
第1章 神話は理念の表現である
第2章 神も人間も男女両性具有である
第3章 輪廻転生する霊魂
第4章 男と女が生まれ変ることはできるのか
第5章 古代はなぜ母系社会であったか
第6章 男女の役割と男女平等、男女同権をどう考えるべきか
第7章 妻も知らない夫も知らない「夫の心理」
第8章 釈尊の教えを生きた万葉人
第9章 性の神秘・夫婦の調和
第10章 正法と人生
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