内容説明
本書は、高度成長後の日本の家計について論じたものをまとめたものである。エンゲルの家計調査論と家計分析論の再検討から始まって、日本経済が高度成長から低成長に移行した後、いわゆるサラ金など消費者信用の普及によって家計構造がどのように変わっていったか、またそれはなぜかなどが論じられている。
目次
第1章 家計研究における現代的課題
第2章 教育費の意味とその性格
第3章 食生活からみた豊かさと貧しさ
第4章 余暇と家計
第5章 家計における借金化の測定
第6章 家計と消費者信用
第7章 家計研究とこづかい調査
第8章 世帯の発達による生活費の拡大と物価
著者等紹介
横本宏[ヨコモトヒロシ]
明海大学経済学部教授。1939年、東京生まれ。1963年、北海道大学経済学部を卒業後、(株)北海道銀行に勤務。1965年から、国民生活研究所(現国民生活センター)勤務を経て、1988年、明海大学に就任。現在、経済統計論(学部)、現代家計特論(大学院修士課程)などを担当
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