内容説明
金融史上まれな低金利がつづくなかで、以前にもまして定期積金の商品価値が論議されており、その真価が問われている。現実には、営業係が投入している労力の５０％は定期積金に関わっており、そして、投入するほどに業績に貢献できていないのが現状である。本書は、その隘路を打ち破るために、戦略志向による定期積金の活性化、定期積金による「見えない資産」づくりの２点に焦点をおき、定期積金による業容拡大の方策を説き明かしている。
目次
プロローグ ３０金庫における定期積金の実績分析（定期積金と「戦略」；定積契約額を伸ばす要因）
第１章 定期積金の戦略的再考察（定期積金の商品戦略；定期積金の競争戦略；定期積金による「見えざる資産」づくり）
第２章 定期積金不振の要因（定期積金に対する考え方の問題；営業活動マンネリ化の問題）
第３章 定期積金拡充のための組織的推進策（定期積金思想の統一；営業活動管理システムの確立）
第４章 定期積金増強のための営業戦力強化策（実践訓練による営業戦力の強化；定期積金の売り方）
