内容説明
「魔法」の原理を「カバラ(ユダヤ神秘主義)」によって読み解き、現代に見事に蘇らせた、不朽の名著。
目次
1 魔法―その儀式・効力・目的(定義と概観;人格;魔法の根拠;魔法の道具立て;エドムの王たち ほか)
2 魔法使い―その訓練と仕事(概観;魔法使いの訓練;魔法の鍵;魔法の儀式)
著者等紹介
バトラー,W.E.[Butler,Walter Ernest]
1898年生まれのイギリス人。薔薇十字団の法統を受け継ぎ、インドに渡ってヒンドゥーの秘法をも学びつつ、現代に正統的な魔法を伝えた。『魔法修行』『オカルト入門』(邦訳あり)他著書多数。1978年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
10
西洋人が西洋人を対象に書いた魔法の入門書です。本書中の魔法の定義は、思うままに○○の中に変革を引き起こす技術です。○○の中にある象徴を送り込むことで魔法が発動します。大宇宙の中の小宇宙を始め、人間の内なる秘密は洋の東でも西でも同じなんですね。魔法は古代の遺物ではなく、未来の科学です。魔法の定義から始まり、その背後にある考え方や訓練方法などわかりやすく記載されていていました。+魔法使いになったら、どんな未来が見えるだろうか?2016/11/12
龍國竣/リュウゴク
0
本書を読むことで魔法に対する認識が大きく変わった。魔法の定義を行ってから、学術書のように魔法について解説していく。ユングやアドラーを引きながら精神面での事象を解き、いよいよ魔法の儀式について説明が加えられていく。その手続は鮮やかで、見習いたくなるほどだ。2014/10/24
-
- 電子書籍
- リコーダーとランドセル【分冊版】26 …