帝国国防方針の研究―陸海軍国防思想の展開と特徴

帝国国防方針の研究―陸海軍国防思想の展開と特徴

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784915486920
  • NDC分類 393
  • Cコード C3031

内容説明

日露戦後から大東亜戦争までの国防思想の問題を解明。

目次

第1章 国防方針制定以前の国防思想
第2章 日露戦争と明治四十年国防方針
第3章 第一次大戦と大正七年国防方針
第4章 ワシントン体制と大正十二年国防方針
第5章 昭和初期における国防思想の対立と混迷
第6章 国防国策の策定と昭和十一年国防方針

著者等紹介

黒野耐[クロノタエル]
1944年愛知県に生まれる。’66年防衛大学校機械工学科卒業。’93年防衛研究所戦史部所属。現在、同主任研究官
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Merkava

2
戦前の日本の失敗の原因すべてを帝国国防方針に還元するのは誤りですが、理念としての国防方針が現実の国防に及ぼした影響を無視するのもまた謬見であります。国防方針制定について、方針を統一するどころか、陸海軍および政治の組織的要求が優先されたため、妥協の産物としての曖昧かつ中途半端な方針が採用されてしまったというのが、著者の主張です。2012/01/17

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