内容説明
本書では技術の歴史だけではなく、電気通信技術の入門書的な側面も配慮している。また、登場する人物の略歴として生没年等を出来るだけ記載した。日本人に関しては出身県名を付記した。登場する地名は、一般によく知られている有名な場所を除いて、どこにあるかおおよその位置がわかる程度の解説を付記した。登場する企業名は、日本の企業以外は、どのような企業であるか簡単な解説を加えた。人名と会社名を明確に区別するために、日本の企業以外には末尾に社という言葉を追加した。電気に関する用語に関しては簡単な解説をつけた。
目次
第1章 電気通信以前の通信を調べてみよう
第2章 電磁気学の始まり
第3章 視覚通信の発明とテレグラフの語源
第4章 電気式テレグラフの発明と有線電信の普及
第5章 電話の発明から実用化へ
第6章 無線通信の発明から実用化へ
第7章 ラジオ放送の始まりとアマチュア無線
第8章 テレビ放送の始まり
第9章 無線通信の発展と無線の応用
第10章 宇宙通信とエレクトロニクスの時代
第11章 コンピュータの発展と情報伝達
著者等紹介
三浦正悦[ミウラショウエツ]
1948年秋田県生まれ、1969年国立秋田高専・電気工学科を卒業、同年NECホームエレクトロニクス(株)に入社、2000年に退職するまでにテレビ受信機及びパソコン用モニタの開発などに従事。電気に関連する郵便切手を専門収集、40年。現在、電磁波の生体影響に関して研究、生体電磁気学会会員、日本産業衛生学会会員、(社)電子情報技術産業協会のEMF専門委員会幹事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。