内容説明
神社本庁では神職養成・研修の課程に神宮に関する科目を設け、神宮に対する崇敬心の涵養にさらに努めることとなった。本書は、その根幹となる神宮史の理解に資するため、神宮の御鎮座、奉賛体制の整備、奉仕者の精励の姿等を本書から学び、皇室の御崇敬、為政者や国民の祈りの深さを知ることを目的に執筆されたものである。
目次
第1章 神宮の鎮座(天照坐皇大御神の御降誕と宝鏡開始;皇大神宮の鎮座 ほか)
第2章 上古に於ける神宮(国家体制の確立と神宮;諸制の整備 ほか)
第3章 中世に於ける神宮(源頼朝の神宮崇敬と神領安堵;中世に於ける年中行事 ほか)
第4章 近世に於ける神宮(近世初頭に於ける神宮;御師の活躍 ほか)
第5章 近代に於ける神宮(明治維新と神宮;明治五年以降の推移 ほか)
著者等紹介
鎌田純一[カマタジュンイチ]
皇学館大学名誉教授
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