目次
先行性ファシズム論
天皇論
過渡期世界の帝国主義権力と三島自刃
過渡期世界の転換と民族問題
著者等紹介
さらぎ徳二[サラギトクジ]
本名・石田昌人。1929年台湾・高雄に生まれる。敗戦後、大分に引き揚げ、青年共産同盟を経て日本共産党に入党、五〇年分裂後は所感派活動家として非公然活動に従事する。1955年の六全協後に日共を脱党。1962年社会主義青年運動参画を経て、1966年の共産主義者同盟再建の際に政治局員。1968年12月の第八回大会で議長に選出。1969年4月28日の安保・沖縄闘争を前に、破防法を発動され地下に潜行するも、同年7月6日の拡大中央委員会開催時に赤軍派に襲撃され受傷・被逮捕。共産同分裂の過程で蜂起派を結成し、破防法公判闘争を闘いつつ指導する。1974年、破防法公判闘争の途中で地下に潜行、以後二〇年にわたり、非合法非公然活動を地下から指揮しつつも、公然活動として機関紙発行等を通して、階級深部での闘いを指導し、建党建軍を追求。1994年1月、肝硬変の悪化により倒れ、組織防衛措置の後、被逮捕・収監。治療保釈後も破防法闘争を闘いつつ、革命運動に献身するものの1998年共産同蜂起派を離党。第三次ブンド再建に執念を燃やしつつ2003年4月13日死去。享年七三(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。