内容説明
経済的・社会的・政治的現象としてのグローバリゼーションとは何なのか。何によってひきおこされ、どんな結果をもたらすのだろうか。
目次
第1部 グローバリゼーションをめぐる問題状況(グローバリズムとポスト現代;グローバリゼーションとはなにか;グローバリゼーションとその(諸)(非)論理についての考察 ほか)
第2部 グローバル化と地域化(グローバリゼーションと日本・アジアの経済危機;世界システムの転換期におけるアメリカとアジア―グローバリズムとリージョナリズム;アフター・フォーディズムの世界 ほか)
第3部 グローバル化と大恐慌型不況(不良債権問題に見るシステム断層;「大恐慌型」不況とは何か;「グローバリゼーション不況」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠山太郎
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1)ヨアヒムヒルシュのグローバリズムとはなにかから。読みたかったポストフォーディズムは別にあるのか。(分析がマル経由来なのは差し引くとしてですね。30年代から生まれたフォーディズム体制については26ー27p。)「こうした体制が資本のためでなく、一部の人々であったとはいえ、一般の人々にとっても、資本主義の黄金時代と映ずる時代を現出したのであるが、それは長く続かなかった70年代には世界的な経済危機が起こり、それが今日まで続くことになるのだ。 その根本的な原因は、現存するテイラーシステムによる技術水準と2013/02/04
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